JRun:「JRunでのJVMメモリ使用量のチューニング」
概要: JRunにおけるJVMのメモリ使用量(以下ヒーブ・サイズ)のチューニングを行う。
JRun環境: JRun v2.3.3で動作確認
チューニング内容:
JRunAdminのGUI画面より、JVM起動時のヒーブ・サイズを調整する。
@JRunAdminのGUI画面の起動
JRunAdminのGUI画面を起動して、「General」、「Java」タグを開く。
AJVM起動時のヒーブ・サイズの調整
JVM起動時のヒーブ・サイズには、
(1)初期ヒーブ・サイズ
デフォルト:4Mbyte
(2)最大ヒーブ・サイズ
デフォルト:64Mbyte
があり、JRunのJava Argumentsパラメータで変更が可能です。
下図に
(1)初期ヒーブ・サイズ:32Mbyteに変更
パラメータ:-Xms32m
(2)最大ヒーブ・サイズ:128Mbyteに変更
パラメータ:-Xmx128m
のパラメータ設定方法を示します。
参考情報:
JVMの初期ヒープサイズをデフォルトの4Mから32Mに拡張して、
サーブレットのレスポンステストを行ったところ、
多くの配列を使用しているサーブレットで、レスポンスの改善が見られました。